小児のむし歯管理とむし歯、歯周病、義歯などの診療のご案内
小児歯科
現在、むし歯や歯肉炎は主に生活習慣病と考えられており、当院では乳幼児期から学童期にかけてのむし歯と歯肉の治療・再発予防に力をいれております。
仮に病気に罹ってしまった際にも患児の状態に合わせて無理のない診療を心がけ、継続的な健康状態を見守ることが大切と考えております。定期的な来院の際には主に歯科衛生士による食生活指導、ブラッシング指導、奥歯のシーラント、歯のクリーニングなどを行い、むし歯の発生を抑えております。
特にむし歯リスクの高い患児には低年齢から始めるフッ素うがいなどのセルフケアを推奨しております。通院することが患児にとって少しでも楽しく、普段の生活の一部になれるような環境を整えております。
一般歯科
下記の治療について診療を行っております。
- むし歯治療 切削時になるべく痛みが少なく、またできるだけ歯の生存に関わる神経を残すことを優先し、金属やレジンで詰めものを行います。
- 根管治療 いわゆる歯の根の内部が細菌感染を起こしている状態で、除菌、消毒をおこないます。
- 知覚過敏 歯の表面に開いているミクロレベルの細管を封鎖する特殊な薬剤を塗布して神経への過敏な刺激を減らします。
- 歯周病 プラーク（歯垢）が原因とされており、主に歯科衛生士による適切なブラッシング指導、歯石除去、PMTC、つまようじ法による歯肉強化法、動揺歯の固定などを中心に行っております。
- 補綴（かぶせもの、ブリッジ、義歯）歯質や歯が失われてしまった部分を人工的な金属やレジンで補い、適切なかみ合わせの維持や前歯の審美的な回復を目指します。
- 歯ぎしり症 夜間のブラキシズムから歯と顎関節を守る、ナイトガードを用いて治療を行います。
- 定期的歯科継続管理 治療後に病気の再発を抑えるため、機械的歯面清掃による歯と歯肉の健康管理的治療で数か月ごとに行います。
- その他 口腔内の炎症や外傷などの口腔外科的診療、在宅歯科診療にも対応しております。
歯とお口の健康相談
成長期の歯ならびや口臭、口腔内の違和感、がん周術期の口腔ケアなどさまざまなお悩みについても相談事業を行っております。
地域連携医療機関（病院・診療所）
奈良西部病院、近畿大学医学部奈良病院、その他、小児歯科専門医、矯正歯科専門医、歯科・口腔外科専門医、内科医と連携しております。
